19.日韓青年友和の会役員 ご感想 山本 浩
「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」 (詩編133篇1節。新共同訳) コロナ禍のため3年間、韓日間の対面交流が出来ませんでしたが、韓国の主に在る兄姉11名が、11月3日に四泊五日の日程でお越しになり、交わりの機会を設けてくださいました。 韓国の兄姉のご要望をもとに滞在期間中の行事を準備させていただきました。主なものは、①今井館見学、②無教会全国集会参加、③経堂聖書会日曜礼拝出席、④内村先生とキリスト教に関しての特別講話、⑤内村鑑三・藤井武・矢内原忠雄先生墓参、⑥韓国の兄姉を囲む夕食会、⑦高麗博物館見学、⑧上野の国立西洋美術館での鑑賞などです。 今井館建設に当たっては、韓国の兄姉から多額のご献金をいただきました。新しい今井館を丹念にご覧になり、全国集会そのほかの行事を喜んでくださいました。 韓国の兄姉との交わりにご協力、ご参加くださった皆様に御礼を申しあげます。 古川 京子
全国集会への参加は今回が三回目です。初参加は阪神大震災後の大阪が会場でした。韓国の先生方が参加されるとのことで参加し、自由時間には今は亡き李瑨求(イ・ジング)先生にお話を伺ったりしました。二回目は去年、Zoom参加で、特に李瑨求先生が発行されていた『聖書信愛』をご主人と引き継がれた金福禮(キム・ボンネ)先生が釜山から日本語で発題されたのを感慨深く拝聴しました。そして今年初めて訪れた新しい今井館で、「日韓青年友和の会」の訪日プログラムで来日された韓国の方々と共に参加する機会が与えられました。また今回は韓国から参加された金哲雄(キム・チョルン)先生の講話もありました。このために毎日、日本語で講話の原稿を読む練習を積んでこられたと聞いていたこともあり、直接語られる一言一言に胸が熱くなりました。そして最後の賛美、準備委員会の韓国語と日本語で共に賛美をとの発案に、土屋真穂さんが音符と歌詞を入力作成してくださった楽譜で歌った讃美歌が講堂に響き渡った時は鳥肌が立ちました。最初の歌詞が「ウリ(我等)」だったことが感動を更に深くしました。書ききれなかった多くの恵みにも感謝しつつ...ウリまた会う日まで! |